第一回 建築職人甲子園 TOKYO

​建築職人甲子園 TOKYOとして始まった(現)建設職人甲子園ですが、その記念すべき第一回目の大会となります。

現在は閉館し、五反田計画の元解体となった「五反田ゆうぽうとホール」にて2000名規模にて開催させていただきました。

​「楽しく学び続ける環境と出会いの場」を提供するために開催された本大会は309社のエントリー企業の中から書類選考、自社PR動画の制作などの予選を行い、勝ち抜いた5社(株式会社メガステップ、タムラ建設株式会社、株式会社晃南、有限会社イスミ塗装工業、有限会社ナカムラ電装)が五反田ゆうぽうとホールの大舞台でプレゼンテーションを行いました。

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​本大会における大会ルールは、各社20分間のプレゼンにて業界活性化に繋がる取り組みの発表と、仕事に対する想いの発表となり、来場者によるコイン投票と、審査員による審査員票により優勝企業が決められた。

プレゼンテーションで舞台に上がる5社は大会当日まで「支援会」という形で甲子園の理事や実行委員がしっかりと関わり、対話をし、プレゼン作りを行っていく中で経営者と従業員、従業員同士が互いの考えを知り、会社をどうしたいのか?仲間とどんな仕事がしたいのか?なぜ自分はこの仕事をしているのか?お客様にどんな仕事を提供したいのか?と様々な想いやアイデアがコミュニケーションから生まれ、社が一丸となりチームワークが形成される瞬間を見届けて参りました。

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​2000人もの来場者の前で、口下手な職人さんが自ら取り組みや想いを発表するのですから、最初は「参加するくらいなら会社を辞める」という従業員さんもいたほどでした。

従業員さん同士、社長と従業員さんの意見の隔たりなどから、数々のぶつかり合いを起こしながらも、そこから生まれた会社の在り方、仲間同士の絆は登壇した企業にとって大きな財産となっていったのです。

甲子園というと技術を競うように思われがちですが、29業種ある建設業においてはそれぞれまったく異なる技術となるため、技術ではなく、業界活性化への取組や、仕事への想いがプレゼンテーションの審査項目となっている。

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​建設職人甲子園がもっとも大切にしている「在り方」。各社それぞれがそういった事に向き合い、本気でプレゼンテーションを行った結果、第一回大会の優勝は千葉の有限会社イスミ塗装工業となりました。

優勝企業イスミ塗装工業の代表、白鳥さんは「技術継承のための技術だけでなく、人間力の向上にも努める」と語りました。

​タムラ建設株式会社

栃木県那須塩原市で、戸建住宅の新築・リフォーム・分譲を行う工務店、タムラ建設株式会社。

「人を育て、人を活かし、人材を資本に、日本を元気にする」という大きなビジョンのもと人と地球に優しい家づくりでお客様に元気が出る家を提供しつづけている。お客様も社員も、すべての人が幸せになる、そんな社会を目指しているタムラ建設だが、6年前(プレゼン当時から)は大きな問題を抱えていたのだった…

有限会社イスミ塗装工業

戸建て住宅の塗り替え工事、アパート・マンションの修繕工事を行っている、千葉県いすみ市の塗装工事の会社。

様々な境遇、心の傷、そういった辛さの中、傷だらけの中で出会ったのがイスミ塗装の仕事だった。決して幸せとは言えない境遇の中、彼らがたどり着いた職人の世界。大変な仕事をこなしていく中で、少しずつ変わっていく仕事、家族や仲間への想い。職人として会社として成長をしたいと大きな「希望」を胸に飛び立とうとする彼らであった。

株式会社晃南

栃木県栃木市で鉄骨建て方工事等を行う株式会社晃南。

誰からも信頼されず、不良の仲間入り、誰にも頼られず、自身の存在価値さえ感じられなくなった。そんな時に出会った晃南での鳶という仕事。命掛けの仕事に本気で怒られ、本気で仲間とぶつかりあった。

真剣だからこそ互いを信頼し、本気の想いが少しずつ伝わっていく。

気付いた時「本当に頼りにされている自分がいた」。一人一人を大切にする株式会社晃南の熱き思いとは…

株式会社メガステップ

関東で塗り壁・マンション大規模修繕・外壁・内壁リフォームを行う左官工事のプロ集団メガステップ。人の可能性を信じ、可能性を無限大に引き出す職人集団。与えられた仕事をこなすだけの作業員ではなく、職人にしか出来ない事を徹底的に追及する。事業拡大していく中で、なぜこの仕事をしているのか?一生この仕事で生きていく覚悟はできているのか?今の自分には何ができるのか、と多くの疑問が出てきた中で見つけた答えは「まわりの人を大切にする」だった。その真意とは…

有限会社ナカムラ電装

空調設備の自動制御のプロフェッショナル、有限会社ナカムラ電装(現 株式会社NAKAMURA)。長野五輪の後、仕事の受注が激減し、絶望の最中東京での再スタートを切る。

長野時代から世話になった人の助けもあり、事業は少しずつ好転していった。そんな最中、ナカムラ電装を二度目の試練が襲う。

​まさに会社の生死をわけるような重大な事故が起きてしまうのであった。そんなとき、心の支えになったものは…