台風15号が残した爪痕を報道で知り、突然の声掛けに賛同してくれた甲子園メンバー数名で、15日の日曜日千葉県の被災地に復興支援に行きました。
地域自治体の方が職人集団である我々に期待したのは、風で飛ばされた屋根へのシート掛け作業でした。
しかし案内された集落の家の殆どが茅葺屋根。
普段接しない構造の分からない茅葺屋根にメンバーも戸惑いの色を隠せませんでした。
地元で経験豊富な白鳥前千葉地区理事長の指導を仰ぎながら、我々は見よう見真似で復旧活動にあたって行きました。
しかし、ここから職人の凄さを目の当たりにしました。
初めての仕事ながら自分達なりに状況を把握し、今自分は何をするべきかを各自が判断し行動、そうする事で必然的にチームワークが生まれる職人ならではの能力を発揮!
みるみる復旧のペースが上がり、大小合わせて10棟の復旧作業を完了させ日没と共にこの日の作業を終えました。
千葉県全体の被害を考えると、僅かな復興支援となりましたが、10家族からの感謝の言葉は無意味では無かったと感じています。
また、この機会を通じメンバーと共に得た充実感は我々の財産となりました。
復興への道のりはまだまだ長いものになると思われますが、被災された方々はお身体を充分にご自愛ください。
メンバーの仕事の都合上一日だけの復興作業となりましたが、我々はまた戻って参ります。
頑張れ、千葉県!
Comments