こんにちは。
理事の小林佐理です。私は若者に建設業に興味を持ってもらおうという取組みを現在行っています。
学生(特に大学生)が就職活動をする際に建設業を選択肢に入れる人は多くありません。理系でなければ入れないでしょ?とか建設学科の学生だけが志望するんでしょ?と思われています。
私自身も法学部出身ですのでまさか建設業を職とするとは思っていませんでした。(現在私は内装業を営んでおります)しかし実際に働いてみると見積り作成のために面積や容積を計算したり、材料の数量を割り出したりということは日々ありますが決して建設学科を出てないといけない、理系でないと・・なんてことは決してなく、コミュニケーションや交渉、日々の報連相などむしろ文系の学生の方が向いているのではないかと思うことすらあります。(決して理系の方や建設学科の学生がそれらを苦手という意味ではありません)むしろ理系・文系関係なく働ける業界で、しかも人の生活に直結する社会貢献性の極めて高い職種です。
それにもかかわらず建設業界で働く、ということについての発信はまだまだ少ないように思います。実際、建設学科の学生も構造計算や建て方などの建設知識は学ぶものの「どんな働き方をするのか?」「働き甲斐について」なんてことは教えられてなく、それが故に建設業で働くことが本当に正解なのか?と思っている学生も多々います。
建設業界はもっと世の中に自分たちの仕事を発信すべきです。日々の穏やかな毎日を過ごすことにおいてなくてはならない産業であるにも関わらず(交通などインフラ構築や被災時の対応、電気や水道の利用)高齢化が止まらず若者が入ってこない業界のままでいいわけがありません。
私は現在学生を集めて建設業界の魅力や働き方についての勉強会などを行っています。最近は「建設業界とエンゲージメントについて」というテーマで約2時間程度の勉強会を行いましたが(長い!)目をキラキラさせて聞いてくれている学生の顔を忘れません。
今後私はこのブログでは「建設業界に興味を!」というテーマで現在の取り組みについて書かせていただきます。ご興味ある方は是非ご覧いただければと思います。
記事:小林佐理
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